『君の名は』 最近なにかと話題になるアニメーション映画。
感想を一言で表すと,
ジブリとの世代交代
私は小さい頃からジブリファンだ。
しかし,もののけ姫のあたりからジブリの様子はおかしくなった(個人の感想です。ただし風立ちぬを除く)
ストーリーがどうもスカッとしない。変にカーブを投げてくるストーリーだ。
崖の上のポニョ,思いでのマーニー,かぐや姫,コクリコ坂
なんだか爽快なストーリーとはほど遠い。
忘れてはいけないことは,視聴者は消費者だ。
消費者が何を求めているのか?
現代は
ストレス社会,仕事づくし,単調な毎日,下がるモラル,リテラシー,画一化された概念,
このことに不満を持っている人が大半だ。
それに加えスマホ世代の精神年齢の低下(諸説あり)
となると,謎をといてドンパチやってロマンチックなら良いわけだ。それが一番気持ち良いわけだから。
ハリウッド映画はすべてこれだ。見ていて気持ちが良い。
フランス映画なんかは奥深いが売れない(日本では)
この消費の基本ニーズに色をどう出すかなだけなのだ。
今回の『君の名は』では
気持ちが良いくらい綺麗な描写,小気味の良いロック(RADWIMPS)がポイントになっている。
物販を行う場合でも全く同じで,
購入者が所有していて気持ちが良い物を,多店舗と差別化して売るだけだ。
商品のネーミング(独自ページを作成)
商品を使う場面(独自写真を撮影)
商品のオシャレさ(Photoshopでの編集)
全部これに限る。
仕入れるものは,どこの店舗もほとんど一緒だ。
売れている商品を真似して仕入れ,独自色を出して売るだけだ。
このことを真に理解できれば,ヒット商品がどんどん生まれてくる。